【売切】スイッチョねこ(新装版・朝倉摂画)
※新装版昭和59年第5刷。表紙カバーにスレ、角イタミ、全体的にヤケ・ところどころ薄いシミがありますが破れや書き込みはなく経年を考えると美本だと思います。出回ることの少ない貴重な本となっております。
あくびをしたとたんに、スイッチョを飲みこんでしまった子猫。おなかの中からスイッチョの声が―大佛次郎が自身で一番の名作と語っていた童話『スイッチョねこ』。こちらはあまり出回らない朝倉摂挿絵版となっています。講談社出版文化賞(絵本部門賞)受賞作品です。「-またすわって うすい みみを ぴんとはって、むしの おんがくを きいていました」という一文だけからも、大佛次郎がどれだけ猫をよく観察しているかが分かります。加えて今や廃れつつある美しい日本語。秋の夜長、お子様と一緒に読みたい本です。
- 筆者
- 著/大佛次郎、絵/朝倉摂
- 価格
- ページ数
- 40 P
- 発行年度
- 1979年
- 発行元
- 講談社
- サイズ
- 大型本 29×22・5×0.8cm
店長の感想
現在出回っている「安泰」さんの挿絵も可愛いのですが、朝倉摂さんのも情緒があっていいですね。