【売切】ねこ―その歴史・習性・人間との関係
※1987年改装版第2刷帯なし。表紙にわずかなスレ、縁ヨレありますが全体的に美本です。
7000年前の化石にネコの始祖を求め,古代エジプトの壁画やミイラに家猫の起源を探りつつ,その語源,種類,知能,遺伝,さらにはネコに関する迷信や玩具におよぶ。
- 筆者
- 木村喜久弥
- 価格
- 1665 yen(税別)
- ページ数
- 300 P
- 発行年度
- 1966 年
- 発行元
- 法政大学出版局
- サイズ
- 19 x 13.4 x 2.4 cm
店長の感想
最初に刊行されたのは昭和33年という古い本です。まずは「猫」の語源から始まり、猫の歴史、生態や習性、伝承、猫と人間の関係、芸術や玩具になった猫など幅広い分野で猫が語られています。いちばんびっくりしたのはお婆さんの(お乳が出ない)おっぱいを吸って育った猫の話です。写真が載っているので、昭和32年当時のニュースにもなったのでしょう。今ではちょっと古くなった情報もありますが、郷土玩具や芸術の中にとりあげられた猫の話は今読んでもとても興味深いと思います。