あっという間に梅雨が明け、暑い暑い暑い日本の夏がやってきました。そういう時にはこのような涼し気な浮世絵を見て過ごしましょう。
江戸の真正猫狂い絵師、歌川国芳の「金魚づくし 百物語」(東京国立博物館蔵)。百物語をして涼もうとした金魚たちですが、最後に猫が登場し仰天して騒いでいるというユーモラスな浮世絵です。だいたい174年前のものとされていますが、日本人はこの頃から素晴らしい洒落のセンスと季節感で暑い夏を乗り切ってきたんですね。
山崎瞳 陶展スタートしました
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