【売切】ちいさいモモちゃん
※2007年第92刷カバーなし。背の下部角オレ、小口に少々シミ、裏見返しに折れ跡ありますが中は綺麗です。
元気でかわいくて、おしゃまな女の子モモちゃんには、子ねこのプーやコウちゃんという友だちがいます。モモちゃんは、夢の中でライオンと遊んだり、電車に乗って空を飛んだり、水ぼうそうになったりして、ママを心配させたりします。誕生から3歳になるまでのモモちゃんの日常生活を軽妙にスケッチした成長童話の名作シリーズ第1作。
- 筆者
- 松谷みよ子
- 価格
- ページ数
- 162 P
- 発行年度
- 1974年
- 発行元
- 講談社
- サイズ
- 21.2 x 15.2 x 2.4 cm
店長の感想
遠い遠い昔(スターウォーズ並に昔)これを読んだ時のことを思い出しました。黒猫のプーはなんてしっかりして偉いんだろう、こんな猫が欲しいと(猫が飼えなかったので余計に)思っていたものです。松谷みよ子さんは日本を代表する児童文学作家。1951年、『貝になった子供』で第1回児童文学者協会新人賞受賞、『龍の子太郎』(1960年)で第1回講談社児童文学新人賞、国際アンデルセン賞優良賞、サンケイ児童出版文化賞を受賞。本書は第2回野間児童文芸賞を、その続編『モモちゃんとアカネちゃん』で赤い鳥文学賞を受賞。1980年、『私のアンネ・フランク』で日本児童文学者協会賞を受賞。このほか『ふたりのイーダ』『オバケちゃん』『まちんと』など沢山の名作を生み出した方です。今年の2月に亡くなりましたが、この絵本は世代を超えてずっと読み継がれることでしょう。