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/状態: B(普通)

【売切】鈴の音が聞こえる-猫の古典文学誌

※初版。表紙にスレと縁ヨレ、薄い汚れ、裏表紙に1か所押しキズがありますが中身は綺麗です。単行本は絶版です。

日本の古典文学に登場する猫に焦点をあて、その扱われ方、人との関わりなどを楽しく気どらない口調で紹介。数多くの書物や絵画から語りかけて来る猫たちの声に、そっと耳を傾けてみませんか。

筆者
田中貴子
価格
ページ数
221 P
発行年度
2001年
発行元
淡交社
サイズ
単行本21.2 x 13.8 x 2.4 cm
店長の感想

中世国文学の教授である作者は猫好きとしても有名です。そもそも表紙が国芳の猫というところからやられました。王朝貴族に愛された猫や清少納言の好みの猫、「ねこまた」の起源や僧侶と猫の逸話、江戸の猫たちといった日本における猫の受容や歴史が詳しく語られる、国文学者ならではの一冊。章のあいだにはさまれている「ね・こらむ」も秀逸です。

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