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【売切】猫の美術館

※初版。表紙に微スレと縁ヨレ、中のページに若干ヤケありますが、おおむね美本です。

スーザン・ハーバートの猫の名画シリーズ。ルネサンスから20世紀初頭までの名画を猫を主人公に描き替えた32枚の絵が収められているパロディ画集で、美術と猫が好きな方ならくすりと笑える本です。「ラス・メニーナス」なんて、本来は犬であるはずがネズミ(カピバラ??)にすり替わっていて、それを侍従の猫が足蹴にしています。最終的にどこが一番笑えるのかを考えてみましたが、「みなすまし顔なのに、しっぽがちゃんと出ている」ということではないかと思い当りました・・・。しっぽのせいで厳粛である場面も台無し(=お笑い)になっているような気がしますが、皆さんはどうお考えでしょうか? そもそも猫がモチーフだと悲劇であるはずの場面がそうとは見えないというのも困ったものです。

筆者
スーザン・ハーバート
価格
ページ数
62 P
発行年度
1990年
発行元
美術出版社
サイズ
大型本 26.4 x 22.8 x 1.8 cm

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