豚のマルコポーロと猫のウェリントンと七面鳥のソロモンは農場の仲良し3匹組。ある日突然姿を消したソロモンを探しにマルコポーロとウェリントンが旅立ちます。まるで東方への大旅行をした冒険家のように。2匹はイギリスからフランスへ渡り、スイスを越えイタリアに。そしてオリエント急行に乗ってバルカン半島を突っ切り、トルコに向かいます。果たしてソロモンに無事会えるのでしょうか？
なぜ彼らにそんな不思議な名前が付けられたのか、言葉遊びを楽しめる本でもあります。個人的な話ですが、これを読むと30年程前にベネツィアからオリエント急行（豪華列車ではない普通の列車）に乗り、3日かけてイスタンブールに行った時のことを思い出しました。