【売切】猫はスイッチを入れる
※2001年10刷。表紙に僅かなスレ、縁ヨレ、小口、天・地に経年に伴う若干のヤケありますが中は美本です。
賞をとれるような面白い特集記事はないものか―思いついたのは、麻薬中毒者たちがたむろする街ジャンクタウンの取材だった。行ってみると、何の勘ちがいか、この街はアンティーク・ショップの通りで、クィラランはもともと骨董品が大の苦手。しかし、ほかにあてもなく、とりあえずオークションを取材してみることにした。ところが、そこに持ち込まれた装飾品の一つが最近起こった不審な事故死に関連があると知らされて、クィラランばかりか、シャム猫ココまでが俄然興味を示すことに…。古今東西、老若男女、猫好き人種必読のシリーズ第4弾。
- 筆者
- リリアン・J・ブラウン
- 価格
- ページ数
- 310 P
- 発行年度
- 1990年
- 発行元
- 早川書房
- サイズ
- 文庫本
店長の感想
(原題:The Cat Who Turned On And Off)。新聞記者だった作者がエラリー・クイーンから猫の話を描くよう勧められて始まったのがこの「ココ・シリーズ」。これは全29作のうちの第4作に当たります。表紙は猫好きで有名だった著名デザイナー山城隆一さんの手によるもの。