【売切】黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編
※2010年第2刷帯なし。表紙に僅かにスレ、シワありますが、中は美本です。
「この猫は大きくて美しく、全身真っ黒で驚くほど利口だった」妻と一緒に可愛がっていた一匹の黒猫。だが、精神をむしばまれた男は、その猫を虐待するようになり、発作的に殺してしまうが…。
詩人であり、批評家であり、推理小説の祖であり、SF、ホラー、ゴシック等々と広いジャンルに不滅の作品の数々を残したポー。だがその人生といえば、愛妻を病で失い、酒と麻薬に浸り、文学的評価も受けられず、極貧のまま、40歳で路上で生を終えた―。孤高の作家の昏い魂を写したかのようなゴシック色の強い作品を中心に、代表作中の代表作6編を新訳で収録。
- 筆者
- エドガー・アラン・ポー
- 価格
- ページ数
- 207 P
- 発行年度
- 2009年
- 発行元
- 新潮社
- サイズ
- 文庫本
店長の感想
古典の名作! 個人的には初めて(猫に対する)トラウマとなった記念すべき猫本。その他のお話ももちろん怖くて、かつ素晴らしいものばかりです。