【売切】迷い猫あずかってます―遊興一匹
※初版帯つき。小口に転々と小さなシミ、表紙に微スレありますが、全体的に美本です。
トラーは作家の自宅に迷いこんできたオスのトラ猫。無印良品の缶詰には口もつけないが「モンプチ」には目がない。暖房の前に寝てはスイッチを入れろと鳴く。どんなに甘やかされてきたのやら、とため息をつく作家も、気づくと「猫なで声」で呼んでいる。ああ、どうしてすべての猫は愛されてしまうのか?―その答は本書の中に。猫と作家、そして画家の姉の生活を綴った偏愛的エッセイ集。
- 筆者
- 金井美恵子
- 価格
- ページ数
- 240 P
- 発行年度
- 1996年
- 発行元
- 新潮社
- サイズ
- 文庫本
店長の感想
有名な猫好き作家である金井美恵子(文章)、画家の金井久美子(挿画)姉妹による猫バカエッセイの走りともいえる、愛猫トラーの日常が愛情あふれる筆致で描き出された一冊。