【売切】吾輩のご主人―天才は猫につくられる
※初版帯つき。ごく僅かな縁ヨレありますが、未読・未使用の新品同様のお品です。
<内容>・天馬空をゆくエコロジーの巨人/南方熊楠 ・猫と聖書と広辞苑/稲垣足穂 ・日本人の心の種を播く/岡倉天心 ・セロひきのゴーシュ/茂田井武 ・俗塵に染まらぬ自然児画家/熊谷守一 ・猫に祈る/春日部たすく ・猫にオシッコをかけられても/津高和一 ・君たちは猫でよかったね/リンカーン ・羊頭狗肉国家ニッポンを射つ/シュバイツァー
- 筆者
- 原口緑郎(猫生)
- 価格
- ページ数
- 213 P
- 発行年度
- 2007年
- 発行元
- 河出書房新社
- サイズ
- 単行本19 x 13.6 x 2.4 cm
店長の感想
『ねこ新聞』の編集長が渾身の筆で描く猫好きの、猫好きによる、猫好きのための猫本。国内外の天才たちは猫にぞっこんだったようで、その微笑ましいエピソードを織り交ぜながら天才たちの生涯を紡ぎだしています。猫本屋でさえ唖然とさせられるのは南方熊楠のエピソード。ロンドン時代、貧しいなか猫とご飯を分け合っていたとか。どうやっていたのかはぜひ本文をお読みください…。それにしても原口さんの猫に対する愛と情熱には本当に頭が下がります。そもそもペンネームが「猫生」ですから。カバーはやはり猫好きの和田誠さんの手によるもの。