【売切】猫とみれんと
※初版帯つき。帯にスレ、ヤケ、表紙にスレと縁ヨレが若干ありますが、中は美本です。
面白いのである。面白いだけでなくやがて哀しいのである、と山本夏彦氏が絶賛した異色歌集。「尻舐めた舌でわが口舐める猫好意謝するに余りあれども」「出前なし話し相手はさらになしもういくつ寝れば来るお正月」…。自称「目医者、うた詠み」、妻に逃げられ、猫と暮らす著者が、過ぎし日々と飼い猫にゃん吉への愛を諧謔に託して詠んだ全380首。
- 筆者
- 寒川猫持
- 価格
- ページ数
- 229 P
- 発行年度
- 1996年
- 発行元
- 文藝春秋
- サイズ
- 単行本19 x 13.6 x 2.2 cm