【売切】月に吠える―萩原朔太郎詩集
※2008年第3版帯なし。表紙にややスレがありますが、全体的に美本です。
「光る地面に竹が生え、」「竹、竹、竹が生え。」萩原朔太郎の言葉は、鮮烈なリズムで読む者の胸へと鋭く迫る。近代人の病的なまでの精神のふるえを描き、真に近代的な口語自由詩を確立したと評される詩集『月に吠える』。家庭の崩壊と言い知れぬ絶望のさなかで、漢語を駆使して書かれた文語詩集『氷島』。いずれが最高傑作かをめぐって今なお議論の絶えないこの二詩集を中心に、『青猫』『純情小曲集』などからセレクトした新編集の朔太郎詩集。
- 筆者
- 萩原朔太郎
- 価格
- ページ数
- 276 P
- 発行年度
- 1999年
- 発行元
- 角川書店
- サイズ
- 文庫本
店長の感想
「ここの家の主人は病気です」という猫の言葉に、いつも私のことを言われているような気がしてならない詩集です。