ねことひととのやさしく、あやしい間柄を描く、小説・エッセイ・詩…35編を収録。
ネコロマンチシズム(内田百閒)、怪猫伝(徳川夢声)、猫(宮沢賢治)、黙っている猫(大佛次郎)、優雅なカメチョロ(室生朝子)、猫の絵(鴨居羊子)、ニャンともおかしなこと(なだいなだ)、ネコ(三木卓)、ぼくは猫する(寺山修司)、2匹の猫のこと(立花えりか)、僕も猫語が喋れる理由(景山民夫)〔ほか〕
猫好きのあの人やこの人が書いた猫へのラブレター35通。しみじみと読ませる名エッセイ集だと思います。惜しくも現在絶版。