【売切】モモちゃんとプー
※2007年第61刷カバーあり。表紙に細かいスレ、天に小さなシミがありますが、全体的に美本です。
シリーズ第2作。いつのまにかママの手助けができるほどにすくすくと成長したモモちゃんに妹のアカネちゃんが誕生します。そして、黒ねこのプーにはめすねこのジャムという友だちができました。母と子の心のふれあいをふくよかで歯切れのよい文と対話でつづり、生き生きとした幼児世界を描いた名作。
- 筆者
- 松谷みよ子
- 価格
- ページ数
- 210 P
- 発行年度
- 1974年
- 発行元
- 講談社
- サイズ
- 21.2 x 15.2 x 2.4 cm
店長の感想
おしゃまなモモちゃんと元気なプーの物語第二作目。プーにも恋人が出来て、モモちゃんの家にも赤ちゃんがやってくるなど、だんだん周囲がにぎやかになってきます。 松谷みよ子さんは日本を代表する児童文学作家。1951年、『貝になった子供』で第1回児童文学者協会新人賞受賞、『龍の子太郎』(1960年)で第1回講談社児童文学新人賞、国際アンデルセン賞優良賞、サンケイ児童出版文化賞を受賞。本書は第2回野間児童文芸賞を、その続編『モモちゃんとアカネちゃん』で赤い鳥文学賞を受賞。1980年、『私のアンネ・フランク』で日本児童文学者協会賞を受賞。このほか『ふたりのイーダ』『オバケちゃん』『まちんと』など沢山の名作を生み出した方です。今年の2月に亡くなりましたが、彼女の作品は世代を超えてずっと読み継がれることでしょう。