【売切】絵入 川柳妖異譚
※初版帯つき。未読の綺麗なお品ですが、表紙にわずかに縁ヨレがあります。
幻の名著ここに蘇る。悪狐、怪猫、亡霊、鬼、闇に蠢く妖怪たち。それらは神か怨霊か。稀代の時代考証家が川柳を中心に、時の資料を抄出し、妖怪の世界に迫る。近世風俗研究会により、刊行・発売された、正編『絵入 川柳妖異譚』(昭和42年刊)と続編『続 絵入 川柳妖異譚』(昭和44年刊)の二作(綿谷雪編 各巻とも300部の限定版)を本書の底本とし、「追補」を加えさらに完成度を高めている。
- 筆者
- 綿谷 雪
- 価格
- ページ数
- 258 P
- 発行年度
- 2005年
- 発行元
- 三樹書房
- サイズ
- 21.2 x 15.2 x 2.8 cm
店長の感想
いろいろな妖に関する本ですが、猫に関しては下記のようなことが記されています。 ■怪猫民俗学 人語をしゃべる猫/日本の飼猫は奈良朝から/小猫の乳母に馬がなった/魔性の強い黒猫/怪猫と報恩譚/三つの怪猫劇/水天宮は文化五年以来/大名の賽銭稼ぎ/開放は竹町の金毘羅から/日本へ虎の渡来/田宮坊太郎の仇討/有馬家は猫でなく犬/火の見番墜死と大森家怪猫