【売切】横田稔 蔵書票「猫」 12枚限定
※未使用の美品です。
蔵書票とは自分の本の見返しに貼る小さな紙片のことで、好みの柄に「Ex Libris(エクスリブリス)+所蔵者の名前」が入っています。歴史としては15世紀ドイツで木版画のものが作られ、16世紀にはデューラやホルバインなどの作家が銅版画製のものを手がけるようになりました。多くの作家が蔵書票を作っており、それらの熱心なコレクターもいるほどです。日本ではもともと蔵書印が普及していましたが、明治時代になって西洋文化と共に蔵書票が伝えられ、本好きの間で大流行しました。これはT.MAEDAさんという本好きの方が作家の横田稔さんに発注して作られた銅版画製のものです。いたずらな仔猫(?)が「Ex Libris」という文字にじゃれついているようなユーモアあふれる図柄、紫のさし色が洒落たものとなっています。作家のサインも一枚一枚に入っています。
<横田稔プロフィール>1942年長崎県生まれ、高知市在住の画家・絵本作家。プライベート出版社「草原社」を主宰し、エッチング等の版画が入った本を出版。1977年『月光とピエロ』(詩・堀口大學/草原社)でライプチヒ国際図書展イラストレーション部門銅賞、1982年『はなののびるおうさま』(福武書店)で同展絵本部門銀賞を受賞。
- 筆者
- 横田稔
- 価格
- サイズ
- 紙サイズ/9.0×6.8cm イメージサイズ/7.0×4.9cm