【売切】イリオモテヤマネコ―亜熱帯の島に野生猫を追う
※初版帯つき。表紙に軽いスレありますが、全体的に美本です。
1965年、作家の戸川幸男によって見いだされたイリオモテヤマネコ。「今世紀最大の発見」とニュースは世界をかけめぐった。それから20年、ひとりの青年が、知られざる野生猫の姿を写真におさめるべく西表島に渡った。餌付けをしない自然状態での撮影にこだわって、独自の手法を編み出し、何日も森にこもってその姿を追いつづける…。10年間にわたって、イリオモテヤマネコの撮影を試みた著書の初の写真集。
<関連図書>『イリオモテヤマネコ―南海の秘境に生きる』
http://wagahaido.com/shopping/archives/10565
- 筆者
- 横塚真己人
- 価格
- ページ数
- 80 P
- 発行年度
- 1994年
- 発行元
- ブロンズ新社
- サイズ
- 23.2 x 18.4 x 1.2 cm
店長の感想
植村直己さんの冒険記『北極圏一万二千キロ』に触発され、知られざるイリオモテヤマネコの生態写真をとる決意をした著者。夫妻で現地に移住し、餌付けをしないでひたすら痕跡調査をして撮影した、執念の写真集です。ヤマネコだけでなく美しい西表島の自然と動植物、昆虫の写真も一緒に収められていて、むっとした熱帯の息遣いがそのままこちらに伝わってくるようです。