【売切】モア・キャット ロナルド・サールの猫たち
※初版ビニールカバー付。ビニールに微かにヨレ、スレ、1cmほどのやぶれ、見返しと小口にシミ、中身にもシミがあるページがありますが、出版年からすると美本だと思います。
猫に例えてちくりどころかグサグサと人間を風刺している(と思われる)、毒舌風刺漫画家・ロナルド・サールの貴重な本です。裏表紙に植草甚一の解説あり。
「どの猫もいいなあ まず猫と写真のことを考えてみると、猫好きな日本のカメラマンが撮ったのが、世界中でずばぬけている。そうして猫と漫画のことを考えてみると、イギリスのサールくらい素敵な猫が描ける画家はどこにもない。ずっと前だが、聖トリニアン女学校の生徒たちに始まって、ハンブルグのキャバレーダンサーやカタツムリがいる風刺画など、いろんなシリーズで有名になったサールだが、なんといっても猫シリーズが一番だ。あのクルリと光る眼、長くてピンとなったヒゲ、そんな猫には王様とか王妃とかもいるし、いくらながめていても飽きないのは、ほんとうに不思議だというほかない。」
- 筆者
- 著・絵/ロナルド・サール 訳/榊原秀人
- 価格
- ページ数
- 42 P
- 発行年度
- 1978年
- 発行元
- エイプリル・ミュージック
- サイズ
- 24 x 22.8 x 1.0cm