【売切】三毛猫の遺伝学
※初版帯なし。表紙に若干スレ、縁ヨレがありますが全体的に美本です。現在絶版。
動物保護センターからもらいうけた三毛ネコは、獣医も驚く<雄>だった。三毛ネコはみんな雌のはずなのに、こうした例外があるのはなぜだろう?この疑問が、神秘的な遺伝の世界への入口だった。そもそも、なぜ三毛ネコに雄はいないといわれるのか。ネコの被毛が「三毛」になるメカニズムが問題なのか。そして性別との関係は?ひとつの答えは新たな疑問を生み、遺伝学の旅は続いていく・・・。
雄の三毛猫がいないなら、三毛猫はどうやって繁殖するのか?三毛猫がほとんど雌なのは、過去にはどう説明されてきたのか?性染色体に、XやYなんて無味乾燥な名前がついたわけは?Y染色体がX染色体よりも小さいのはどうしてか?性を決定するのは、Y染色体が「ある」ことなのか、それとも「ない」ことなのか?
- 筆者
- ローラ・グールド
- 価格
- ページ数
- 309 P
- 発行年度
- 1997年
- 発行元
- 翔泳社
- サイズ
- 単行本 19.2 x 13.4 x 2.6 cm
店長の感想
原題 Cats are not Peas - A Calico History of Genetics 遺伝学の堅苦しい本かと思いましたが研究していく著者と一緒に学んでいくような内容で、専門家でなくても、生物に興味のある方にはお勧めの本です。