【売切】なまえのないねこ
※新品定価販売のお品です。
商店街で暮らす1ぴきの野良猫は、八百屋や書店、パン屋、蕎麦屋、喫茶店などの飼い猫たちが、みんな持っている「名前」に憧れている。ある日、お寺の猫に「自分で好きな名前をつければいいじゃない」と言われ、名前を探すことに。街をさまよいながら名前を探す野良猫が見つけた「ほんとうに欲しかったもの」とは?愛猫家で猫が主人公の作品を多く発表している作家と、同じく愛猫家で猫の絵が人気の画家による猫愛に溢れた絵本。
- 筆者
- 作/竹下文子 、絵/町田尚子
- 価格
- ページ数
- 32 P
- 発行年度
- 2019年
- 発行元
- 小峰書店
- サイズ
- 27.8 x 22 x 1.2 cm
店長の感想
胸が締め付けられるような切ないお話です。でも最後は幸せになれるという余韻を残して終わったので胸を撫でおろしました。作者の竹下さんは、これまたせつない『ねぇ、だっこして』を書いた方で、イラストの町田さんは迫力のある猫が沢山登場する『ネコヅメのよる』の作者という、大変猫ねこしい方々の合作となっています。このお二人がつくったものですから、どれだけ猫愛にあふれているかがお分かりになるでしょう。装幀も素敵な一冊です。