【売切】図書館猫デューイ
※初版帯つき。表紙縁に若干ヨレありますが、全体的に美本です。
1988年、アメリカの小さな町の、こごえるような冬の朝。
出勤してきた図書館長のヴィッキーは、
本の返却ボックスのなかでうずくまる子ねこをみつける。
その赤茶色の子ねこは、救いだされると健気にしもやけの足で立ちあがり、
ヴィッキーの手に頭をすりつけて挨拶をした。
信頼しきった大きな目と、人なつこい表情――
この子は図書館に必要な存在だ、とヴィッキーは直観する。
こうして、2人の物語は始まったのだ。
来訪者を出迎え、ひざの上で眠る「図書館ねこデューイ」に、
子どもたちは笑顔になり、大人は心をいやされた。
やがて人びとはデューイに会おうと図書館に集い、語らうようになる。
そしてデューイとヴィッキーは小さな図書館にいながら、
町の人を勇気づけ、アメリカじゅう、さらに海外へとあたたかい物語を伝えていくこととなった。
- 筆者
- ヴィッキー・マイロン
- 価格
- ページ数
- 328 P
- 発行年度
- 2008年
- 発行元
- 早川書房
- サイズ
- 単行本 19 x 13.4 x 2.4 cm
店長の感想
この中で日本のTV局が取材に来るくだりがあるのですが、残念ながらその放送を見ていません。