【売切】猫はシェイクスピアを知っている
※2003年第9刷。表紙に僅かなスレ、縁ヨレ、小口、天・地に経年に伴う若干のヤケありますが中は美本です。
カナダ国境に近いムース郡は冬になると雪と氷に閉ざされる。母親の友人から莫大な資産を相続したクィラランは、新聞記者を引退して、シャム猫たちと一緒にそこの広壮な屋敷に移り住んだ。だが、ココのそぶりが変だった。書斎の棚からシェイクスピアの一冊をはたき落としたのだ。クィラランのいやな胸騒ぎが的中したかのように、その日事件の知らせが…。新たな舞台と展開で贈る全米ベストセラーのシャム猫ココ・シリーズ。
- 筆者
- リリアン・J・ブラウン
- 価格
- ページ数
- 287 P
- 発行年度
- 1992年
- 発行元
- 早川書房
- サイズ
- 文庫本
店長の感想
(原題:The Cat Who Knew Shakespeare)。新聞記者だった作者がエラリー・クイーンから猫の話を描くよう勧められて始まったのがこの「ココ・シリーズ」。これは全29作のうちの第7作目に当たります。表紙は猫好きで有名だった著名デザイナー山城隆一さんの手によるもの。