【売切】猫はブラームスを演奏する
※2001年第2刷。表紙にスレ、縁ヨレ、押しキズ、小口、天・地に経年に伴う若干のヤケありますが中は美本です。
新聞記者のクィラランは、女性資産家の招待で、初めてピカックスを訪れた。が、一見平和な田舎町は、謎の悪臭や深夜の悲鳴など怪しげな気配に満ちていた。不審感を募らせるクィラランを尻目に、この地にいち早く順応したシャム猫ココは、カセットデッキのボタンを押して、しきりにブラームスをかけている。ある日、そのテープから犯罪を匂わせる会話が流れてきて…ファン待望、シリーズ初期の未訳作品が、ついに登場。
- 筆者
- リリアン・J・ブラウン
- 価格
- ページ数
- 302 P
- 発行年度
- 2001年
- 発行元
- 早川書房
- サイズ
- 文庫本
店長の感想
(原題 The cat who played Brahms) 新聞記者だった作者がエラリー・クイーンから猫の話を描くよう勧められて始まったのがこの「ココ・シリーズ」で、本書は初期作品の未訳だった第5番目の作品。表紙は猫好きで有名だった著名デザイナー山城隆一さんの手によるもの。