【売切】猫は幽霊と話す
※初版帯なし。表紙に僅かなスレ、縁ヨレと破れ(5mmくらい)、小口、天・地に経年に伴う若干のヤケありますが中は美本です。
クィラランは幽霊の存在なんて信じてはいなかった。けれど、博物館の女性館長の怯えようはただことではなかった。夜な夜な、奇妙なうめき声や、壁を叩くような音が聞こえてくるというのだ。その夜、彼女が心臓発作で急死したことから、クィラランは幽霊探しに乗り出すことになった。が、博物館にまつわる血塗られた過去が浮かび上がり、次々と不審な出来事が…謎が謎をよぶ怪事件にシャム猫ココが挑む!
- 筆者
- リリアン・J・ブラウン
- 価格
- ページ数
- 341 P
- 発行年度
- 1994年
- 発行元
- 早川書房
- サイズ
- 文庫本
店長の感想
(原題:he Cat Who Talked to Ghost)。新聞記者だった作者がエラリー・クイーンから猫の話を描くよう勧められて始まったのがこの「ココ・シリーズ」。これは全29作のうちの第10作目に当たります。表紙は猫好きで有名だった著名デザイナー山城隆一さんの手によるもの。