【売切】魔女のこねこゴブリーノ
※2005年第4刷。表紙に若干縁ヨレ、スレがありますがおおむね美本です。
「ぼくは、ふつうの台所ねこになりたいな」こねこのゴブリーノの言葉は、たいへんな騒ぎを巻き起こしました。なぜって、ゴブリーノは、由緒正しい魔女ねこ一族の生まれだったからです。
猫の「みにくいアヒルの子」版のような話を想像していましたが、実際はもっと山あり谷ありの物語でした。優しくて正直なひと(というか猫)に限ってみそっかす扱いされるのが童話の王道ですが何もこねこにここまでしなくても…と個人的に胸を痛めました。
- 筆者
- アーシュラ・ウィリアムズ 訳/中川千尋
- 価格
- ページ数
- 254 P
- 発行年度
- 2004年
- 発行元
- 福音館書店
- サイズ
- 単行本20.4 x 15.4 x 2.4 cm