【売切】耳猫風信社
※1996年第5刷帯なし。表紙に縁ヨレ、裏見返しに折れ跡ありますがおおむね美本です。
11歳になったぼくは、きょうは絶対、日記帳を買うんだ、と決意し、境界を越えてとなり町に足を踏みいれた。古めかしく、それでていどこかしら懐かしい風景。ぼくは、眼帯をした不思議な少年と出逢い、《山猫の店》という奇妙な文具店を教えてもらう。雨に烟る《耳猫風信社》、埠頭でのひそかな上映会、なかなか行きつけないとなり町。冒険の末に少年が発見したのは……。
- 筆者
- 長野まゆみ
- 価格
- ページ数
- 174 P
- 発行年度
- 1994年
- 発行元
- 光文社
- サイズ
- 単行本18.4 x 13.2 x 2.4 cm
店長の感想
少年たちをめぐる長野まゆみ先生の耽美でちょっぴりほろ苦いお話。山口マオさんの挿絵が文句なしに素敵です。