【売切】猫の建築家
※帯なし。表紙に若干汚れおよびうっすらとヤケ、スレ、縁ヨレ、裏表紙に押しキズがありますが中は綺麗な本です。
誰も「美」の意味を説明できない。そんなものが本当にあるのだろうか? 建築家に生まれ、「美」の意味を問い続ける猫。ミステリィ作家・森博嗣が新進画家と共同で生み出した、静謐な物語。英文併記。
- 筆者
- 作/森 博嗣・画/佐久間真人
- 価格
- 発行年度
- 2002年
- 発行元
- 光文社
- サイズ
- 単行本19.4 x 17.6 x 1.8 cm
店長の感想
哲学的な内容なので、私はきちんと理解できていないかもしれませんが、いつも町をうろつき、いろいろな建物を知り尽くしている猫こそ建築家だと思います。彼らは寝ているふりをして瞑想しているのです。文中の「いったい、何故[猫]以外のものが生み出されたのだろうか。[美]は、[形]なのか[機能]なのか、それとも[猫]なのか」というくだりにぐっときました。私は[美]は[猫]だと思います。