【売切】日本の名随筆 3 猫
※1997年第21刷。カバーに若干経年変化による黄ばみ、角スレ、汚れありますが全体的に綺麗です。現在絶版。
随筆の名手・阿部昭編集の猫随筆のアンソロジー。これ一冊で猫と作家の関係が浮かび上がってきます。猫好きの必読書という太鼓判が押せるものです。この豪華な執筆陣をどうぞご覧ください。
<内容>寺山修司 私の犯罪百科事典 [巻頭詩]、内田百閒「彼ハ猫デアル」、大佛次郎「隅の隠居の話」「猫騒動」「白ねこ」、伊丹十三「猫」、藤原審爾「藤原てんのこと」、有馬頼義「お軽はらきり」、長部日出雄「家なき猫たち」、加藤楸邨「四十番地の猫」、金子兜太「猫のいる風景」、吉田知子「なぜか猫を見ると気が狂う」、長谷川四郎「猫ノート」、熊井明子「東京猫地図」、松本恵子「猫は言葉を知っている」、乾信一郎「六十六年前のネコ」、坂西志保「猫に仕えるの記」、東畑精一「坂西さんと猫」、内田清之助「猫」、柳田國男「どら猫観察記」、夏目伸六「猫の墓」、豊島與志雄「猫性」、谷崎潤一郎「客ぎらい(抄)」、室生朝子「片目のジャック」、久野収「猫のチュジ雄」、金井美恵子「ピヨのこと」、鴨居羊子「靴屋のミー」、麿赤児「50円や100円の魚ならともかく」、上野昂志「灰色猫のチビ太」、小川徹「老母の反猫思想」、石田孫太郎「猫と色の嗜好」、渡部義通「春牡秋牝」、今泉吉晴「擬人主義と擬猫主義」、阿部昭「猫の不幸」
- 筆者
- 阿部昭・編
- 価格
- ページ数
- 256 P
- 発行年度
- 1982年
- 発行元
- 作品社
- サイズ
- 18.6 x 12.8 x 1.6 cm