＜店長の感想＞バーナード・クリバン（クリーバン）描く猫は現在「クリバン・キャット」として有名で、いろいろなグッズに使われています。その原点ともいえるのがこの本で、ウィットに富んだ挿絵が楽しめます。意外にも20歳くらいまで彼は猫アレルギーだったとか。1960年代に「プレーボーイ」の猫きちがい編集者の目に留まり一気に有名になり、漫画家（カートゥーンニスト）としてのキャリアを始めたとそうです。巻末には小野耕世×犬養智子の「猫と猫のマンガを語る」の対談が収録されています。装幀も猫好きが作ったと思わせるものです。