【売切】どこかで猫が待っている
※初版帯なし。表紙に若干のスレ、汚れ、小口にヤケ&汚れ、中身も経年相応の黄ばみありますが読むには全く支障ありません。
著者は英国の諜報機関(!)にいたそうですが、リタイアして園芸家になりこの本を書いたようです。もともと大の猫嫌いだった著者がどうやって猫なしではいられなくなったかがつづられています。原書の発刊は1976年。それにしてもいろんな意味ですごい転身の仕方ですね。この本は今まで出した3つの猫に関する本(A Cat in the Window 1962, Lama 1966, A Cat Affair 1974)をまとめたもので、あの猫好きの作家のポール・ギャリコも「タンギーの作品ならどれも必ず読む」と言っていたそうです。挿絵は妻のジィニーによるもの。夫婦でどれだけ猫を愛していかがよく分かります。表紙はやはり猫絵で有名な山城隆一さんの装丁です。
*帯は付いておりません
- 筆者
- デリック・タンギー 加島祥造・訳
- 価格
- ページ数
- 271 P
- 発行年度
- 1979年
- 発行元
- 新潮社
- サイズ
- 19.4 x 13.8 x 2 cm