【売切】幻想の画廊から
※1985年第5版。帯&表紙のビニールカバー付。経過年数による角スレ痛みありますが中は美本です。
「幻想的な美術や芸術作品に惹かれる」生来の資質から渉猟しはじめられた膨大な「ヨーロッパの幻想画家の画集」や「悪魔学や錬金術やエロティシズムに関するテキストならびに研究書」のエッセンスを自由自在に組み合せ、澁澤龍彦自身の強い“好み”から見事に統一を与えられた伝説の美術論集。「マニエリスムからシュルレアリスムへ」という革命は本書から始まった。
- 筆者
- 澁澤龍彦
- 価格
- ページ数
- 164 P
- 発行年度
- 1979年
- 発行元
- 青土社
- サイズ
- 単行本 21.2 x 15 x 2 cm
店長の感想
独特の美意識で美術史にとらわれず「美」を論じた一冊。ルイス・ウェインの猫の絵について論じた小論を収録。猫に関する記述は短い本ですが、それにもまして妖しく、美しい澁澤ワールドに浸っていただきたい一冊。