【売切】猫は抱くもの
※新品定価販売の本です。
東京郊外の川・青目川に架かるねこすて橋。この橋では、夜になると猫たちが集会を開いている。
足を滑らせて川に落ち、流された飼い猫・良男。ねこすて橋で意識を取り戻した良男が見たのは、彼を覗き込む無数の猫たちだった。猫たちとの穏やかな生活に心惹かれながらも、飼い主・沙織のもとへ帰りたい一心で、良男は足を引きずりながら歩き続ける……そのほか、三毛猫のキイロと“ゴッホ”と呼ばれる絵描きの繋がり、名前が欲しい子猫と声を失くした少女の出会いなど、猫と人間が織りなす切なくあたたかい「絆」の物語。
『猫弁』シリーズの作者が、「猫と人の幸せの形」を真剣に追い求めた渾身の書き下ろし小説!
- 筆者
- 大山淳子
- 価格
- ページ数
- 255 P
- 発行年度
- 2015年
- 発行元
- キノブックス
- サイズ
- 18.8 x 13 x 2 cm
店長の感想
切なく、そして心温まるお話。この本の特設サイトに当店もコメントを寄せております。http://kinobooks.jp/lp/neko/