【売切】怪猫鬼談
※初版帯あり。表紙にわずかにスレありますが全体的に美本です。現在絶版。厚いのでレターパックライトではお送りできませんのでゆうメールをお勧めします。
日本が世界に誇るべきモンスター「怪猫」の恐怖と魅惑を凝縮したアンソロジー。泉鏡花、内田百間、岡本綺堂から現代作家まで、幻想味、怪奇味に満ちた「化ける猫」「祟る猫」の物語19編を収録する。
- 筆者
- 泉 鏡花 、岡本綺堂、水木 しげる、出久根達郎ほか
- 価格
- ページ数
- 428 P
- 発行年度
- 1999年
- 発行元
- 人類文化社
- サイズ
- 20 x 14 x 3.4 cm
店長の感想
このようなものを読むと「やはり猫は祟る」とか「猫はコワイ」という方が出てくるような気がしないでもありません。しかし、ここは猫好きとしては人間には知りえない、まるで「神」のような存在として猫への畏れを感じ取ってもらいたいと思います。ただ、巻頭の水木しげるのマンガと怪猫映画の紹介ページだけは怖いと思います。表紙の「猫又」の絵は河鍋暁斎、扉の挿画はスタンランや浮世絵などがあしらわれており、それも楽しめます。