【売切】猫をかく
※初版帯つき。表紙にスレと汚れ、および縁ヨレあり。また小口に細かいシミありますが、出版年としては綺麗な本だと思います。
ボードレールから萩原朔太郎、寺山修司、吉行理恵までを含む古今東西の詩人、文学者が描いた「猫」の姿40姿を編集した本書の頁と頁の間は、読者の想像力でさまざまな表情をした猫が走りあるいはうずくまっているはずです。猫ファン待望の書。
<目次>
猫の魔力=粕三平、猫=ボードレール、猫町/猫/猫の死骸=荻原朔太郎、猫=高橋新吉◆猫=山之口貘、猫の絵草紙=森茉莉、ひとはねこを理解できない=長田弘、猫への思考=白石かずこ、猫シャンソン=吉原幸子、猫=桜井滋人、猫と会話する=鈴木志郎康、猫=松下育男、ネコには髭がよく似合う/夫婦と猫=諏訪優、フォーサイド家の猫=吉岡実、共生論=松田幸雄、猫・凸凹=支倉隆子、すばらしい月曜日=寺山修司、養子/猫の一日=吉行理恵、好奇心=大庭みな子、雉の王冠=辻征夫、薔薇と猫=新藤凉子、追ひかける=望月典子、猫=T・ヒューズ、私の猫=中桐雅夫、前夜/猫と小鳥=岩田宏、不定形の猫=田村隆一、猫九匹=藤富保男、秋猫記/冬猫記=北村太郎、いやな猫=佐藤文夫、驚き=ブローディガン、捨て猫=村上昭夫
*関連図書 『たかが猫だというけれど』
http://wagahaido.com/shopping/archives/5669
- 筆者
- 諏訪優 編
- 価格
- ページ数
- 142 P
- 発行年度
- 1979年
- 発行元
- 国文社
- サイズ
- 19.5×13.0×1.0cm
店長の感想
国内外の詩人・作家が猫に捧げるオマージュを一堂に集めた本。挿絵も素敵です。