【売切】朧月猫の草紙―初編・2編(江戸戯作文庫)
※初版帯付き。表紙はややスレとフチヨレと小さなシミあり。小口と中身にヤケがありますが、ページの破れもなく綺麗な状態で通読にはまったく問題ありません。
江戸の猫狂い山東京山と歌川国芳がタッグを組んで贈る、「おこま」ちゃんの一代記。原本はもう入手困難ですが、最近は復刻版が出ており気軽に読めるようになりました。明治以来、初めての完全翻刻だそうで、江戸変体仮名をそのまま読めるように掲載してあります。浮世絵研究家・林美一先生による解説や注、風俗説明も詳しく、原寸大の表紙や奥付広告まで載せてあり研究資料としても貴重な本だと思います。このような本が出ること自体、猫ブームって昨今だけのものではなく、江戸時代から(個人的には平安時代からだと思っていますが)あるんだなぁ~と思いませんか? 現代語版の『おこまの大冒険』と合わせて読んでも楽しいでしょう。
- 筆者
- 作/山東京山 画/歌川国芳 校訂/林美一
- 価格
- ページ数
- 117 P
- 発行年度
- 1985年
- 発行元
- 河出書房新社
- サイズ
- 26.2 x 19 x 1.2 cm
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この商品についてよくいただく質問
同じ本(古本)なのに値段が違うのはなぜですか?前見た時はもっと安かった/高かったのに?
古本は本自体の状態、仕入れ状況やその時の相場によって値段が変動します。美本や貴重な本は高くなる傾向にあります。反対に状態が悪い、多く出回るものは安くなります。何卒ご理解ください。