【売切】捨て猫次郎吉
※初版帯つき。帯(背部分)に破れと汚れ、表紙に微スレありますが、全体的に美本です。現在絶版。
愛犬鼻吉と散歩をしていた時に、鼻吉が拾ってしまった仔猫。次郎吉と名付けられた猫が居ついて以来、鴨居家はなぜか猫だらけに…。猫たちとの交流を綴ったエッセイで、鴨居さんの絵も沢山掲載されています。あとがきにある「この世のふいの出逢いから倦まれる人間と動物の交流こそが予期せぬすばらしい出来事と思っている。もし自分の人生が、あらかじめこうと決められていると判ったら、さぞかし人生がつまらなくなるだろうし、退屈だと思うだろう(中略)どうなるかわからぬ人生そのものを、私は猫達とのかかわりあいにみているのだろう」という言葉に深く同意します。
- 筆者
- 鴨居羊子
- 価格
- ページ数
- 181 P
- 発行年度
- 1984年
- 発行元
- 講談社
- サイズ
- 単行本19.8 x 15 x 1.6 cm