【売切】こねこのタケシ―南極大ぼうけん
※新品定価販売のお品です。
第一次南極越冬隊員たちのアイドル猫タケシ。タロ・ジロと一緒に南極へ行った、こねこのタケシの実話絵本!第一次南極越冬隊の写真もたっぷり。
- 筆者
- 文/阿見みどり 絵/わたなべあきお
- 価格
- ページ数
- 44 P
- 発行年度
- 2006年
- 発行元
- 銀の鈴社(増補改訂版)
- サイズ
- 26.0 x 18.6 x 1.4 cm
店長の感想
恥ずかしながら、第一次越冬隊と共に南極に行ったのは犬だけかと思っていましたので、まさかあんな極寒の地で猫が暮らしていたなんて想像もつきませんでした。(零下30度の中にいる写真にはぶったまげました!) タロとジロの話は胸が痛くなりますが、この「タケシ」のエピソードはほのぼのしたものですので、安心してお読みください。南極に行ったきっかけは「猫は縁起がいいそうだから」ということで動物愛護協会の方から越冬隊に送られたという事ですが、やはり船旅の安全には猫、と縁起を担いだのでしょうか? 引き上げの時に小さかったので辛うじて一緒に連れて帰ってもらえたタケシは何という運の強い猫なのか、としみじみ思いました。多分日本一遠くに旅した猫でしょう。
当店で2020年3-4月に開催した「はしおもとみお彫刻展」には、この物語にインスピレーションを受けたみおさんによる「タケシ」の彫刻を展示していました。