【売切】ココ―ゴリラと子ネコの物語
※初版。見返し部分に元所有者の名前あり。表紙カバー上部によれ、軽いめくりシワのあるページもありますが、おおむね美本です。絶版であまり出回らない貴重な本となっております。
ゴリラの名前は「ココ」。フランシーヌ・パターソン博士が手話を教え、世界で初めて人間と手話で会話をすることができるようになったゴリラの愛情・怒り・悲しみ・喜びをつづった、アメリカで大ロングセラーの人気写真ノンフィクション本です。ココは今年(2018年)6月に47歳の生涯を終えましたが、2000語もの単語を覚え、ジョークを交えた会話をしたと言われています。
この本ではココがずっと欲しがっていた仔猫をプレゼントされ、可愛がっている様子が描かれています。1匹目の仔猫が死んだときは声をあげて泣いたそうで、ゴリラに死の観念があったのか、とびっくりしました。また名前の由来はアメリカの独立記念日に生まれたため、日本語で「ハナビコ=花火の子」と名付けれらたことからきていいるそうです。ココと博士と猫との細やかな愛情あふれる記録に胸が熱くなります。
- 筆者
- 文/フランシーヌ・ベニー・パターソン 訳/宮木陽子 監修/松沢哲郎
- 価格
- ページ数
- 31 P
- 発行年度
- 2002年
- 発行元
- あかね書房
- サイズ
- 大型本 27.4 x 21.2 x 1 cm