【売切】あくたれラルフ
※背にあたりあり。背文字色あせあり。
セイラのねこ、ラルフはあくたれねこでした。セイラはからかわれても、パーティをだいなしにされても、どんなあくたれをされても、ラルフのことが好きでした。ところがサーカスにでかけた時、ラルフのあくたれは度をこして…。
- 筆者
- 著/ジャック・ガントス 絵/ ニコール・ルーベル 訳/いしい ももこ
- 価格
- ページ数
- 46 P
- 発行年度
- 1995年
- 発行元
- 童話館出版
- サイズ
- 23 x 21.4 x 0.8 cm
店長の感想
すばらしくひどい猫で、ここまでいくとむしろギャグとして笑ってしまえる領域です。猫とはこんなものだ…と猫飼いなら妙に納得してしまう箇所もあります。それにしても飼い主のセイラ一家はなんと我慢強く優しいのでしょう。このあくたれ=自分の子供(たぶん男の子)と思って読めば、精神修養と思えなくもありません。でもラルフはあくたれなところもありますが、気の弱くて意外と可愛らしいところもあるんですよ。あとは読んでのお楽しみ。ちなみに私もラルフが大好きです。挿絵もカラフルだし、ラルフの悪さが良く表現されて楽しいです。