【売切】カワカマスのヴァイオリン―ヤンのノクターン
※初版帯つき。新品定価販売のお品です。ノベルティのポストカード1枚が付いています
夏の夕べ、ヤンが気持ちよい丘の頂にいると、カワカマスがヴァイオリンを抱えてやってきた。暗くなるまで話をして、カワカマスは河に戻り、そして、姿を見せなくなった…。詩情あふれ、暖かい優しさに満ちた物語。
- 筆者
- 作・画/町田純
- 価格
- ページ数
- 149 P
- 発行年度
- 1999年
- 発行元
- 未知谷
- サイズ
- 19.7×14.0×2.3cm
店長の感想
ヤンのシリーズ第五作目。内容としては第一作目の『ヤンとカワカマス』と重なるところがあると思います。ヤンが暮らす草原にやってきて、ヴァイオリンを弾くカワカマス。最初は「ギーコギーコ」と鋸をひくような音だったのが、日が経つにつれてちゃんとした音になっていきます。そのヴァイオリンにいつしかカワメンタのヴィオラも加わって…。カワカマスはロシアでは「シューカ」と呼ばれ、とてもなじみ深い魚だそうです。(私は見たことがありません)ヤンはまたカワカマスに会うことができるでしょうか?