【売切】小松左京の猫理想郷(ネコトピア)
※新品定価販売のお品です
日本SF界の巨匠と猫との怪しい関係!
星新一・筒井康隆と共に「御三家」と呼ばれる、日本SF界を代表するSF作家小松左京は、根っからの猫好きとしても知られ、結婚してから亡くなるまでの半世紀あまりを常に猫と過ごした。創作のヒント、エッセーの題材、そして何よりも、心の支えとなった猫たちにまつわる作品集です。部類の猫好きである開高健、中村紘子との猫談義。SF仲間の星新一、筒井康隆とのハチャメチャなペット談義。文化人類学者、米山俊直・石毛直道とさらになぜか喋る猫まで加わった、半フィクション対談。萩尾望都、青池保子、かもよしひさの小松左京と猫のイラスト、さらに、とり・みきが小松左京と猫を描いたショート漫画や、小松左京自筆の猫マンガまで掲載。野菜しか食べないべジタリアン猫、小松左京を血まみれした凶暴猫、鳥のように巣を造る巣作り猫など、歴代ユニーク猫たちも、家族の撮影によるスナップ写真、女性誌のグラビアを飾ったプロ写真家によるショットを交えながら紹介します。あとがきは大の猫好きであり、また小松左京の大ファンだと公言している、「テルマエロマエ」でお馴染みの漫画家のヤマザキマリ。
- 筆者
- 小松左京
- 価格
- ページ数
- 271 P
- 発行年度
- 2016年
- 発行元
- 竹書房
- サイズ
- 19.2 x 13.4 x 2.2 cm
店長の感想
とにかく超豪華な内容で、これでこの価格は安いと思いました。表紙の猫ひげを生やした小松左京、何の違和感もないのがこれまたすごいです。開高健・中村紘子・星新一、・井康隆らとの対談、『小松左京マガジン』の表紙を飾る萩尾望都・青池保子・かもよしひさらのイラスト収録と、お腹いっぱいになる一冊です。「人間にはしっぽがないから、人間は文学を生む」というのは名言だと思います。