【売切】【サイン付き】絵本を建てる
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本を建築物として制作してきた作家、井上奈奈による心の家を綴ったエッセイ集。
本の表紙を組み立てると家になります。
デザイン 芝 晶子(文京図案室)
編集 谷口 香織
製本 篠原紙工
白いスリーブケースと表紙は風合いを出すため古紙再生紙を使用し、あえてチリが入った仕上げになっています。
特にグレーの表紙はコンクリートの建物をイメージしたものになっています。
時々着色物がありますが「汚れ」ではありませんので、どうぞご理解下さい。
- 筆者
- 井上奈奈
- 価格
- ページ数
- 72 P
- 発行年度
- 2024年
- 発行元
- KISSA BOOKS
- サイズ
- 17.7 x15.5 x 1.2 cm
美しい本を作り続けている井上奈奈さんの最新刊。彼女の半生を綴ったようなエッセイとなっています。
「猫と錨」の章では作家の愛猫「キリ」ちゃんが登場。
白xグレーの装幀の中には建築に使う青焼きをイメージしたページが広がります。また、グレーの表紙を組み立てると家になるという思いもしなかったデザインに唸りました。
建築を学ばれ、絵本作りにもとことんこだわる井上奈奈さんらしい本だと思います。
作家紹介
〈井上奈奈〉
京都府舞鶴市出身。東京都在住。
16歳のとき単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。2018年に絵本『くままでのおさらい』特装版(ビーナイス)がドイツライプツィヒにて開催された「世界で最も美しい本コンクール」にて銀賞を受賞。同作品で第51回造本装幀コンクール/日本印刷産業連合会会長賞受賞。2021年に初の作品集となる『星に絵本を繋ぐ』(雷鳥社)を刊行。2022年に冒険家 荻田泰永氏との共著『PIHOTEK 北極を風と歩く』(講談社)にて第28回日本絵本賞大賞受賞。同作品にて第56回造本装幀コンクール/日本書籍出版協会理事長賞を受賞。他の著作に『ウラオモテヤマネコ』(KISSA BOOKS)、『猫のミーラ』(よはく舎)、『せかいねこのひ』(新日本出版社)などがある。本作りを建築と捉え、制作を続けている。
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