【売切】猫のあしあと
※初版帯つき。全体的に美本です。
ヘッケとココアが去った町田家に、また一頭、二頭とやって来た猫たち。目が合えば威嚇され、世話をすれば激怒され、平謝りの暮らしが始まった。決死の爪切り大作戦、ケージ移動のために考案したインド風ラジオ体操、「一平ちゃん」をかき込みながら徹夜の看病。今日もまた生きていく、人間と猫の日々。
- 筆者
- 町田康
- 価格
- ページ数
- 242 P
- 発行年度
- 2007年
- 発行元
- 講談社
- サイズ
- 18.8 x 13.4 x 2.6 cm
店長の感想
猫たちにまたまた翻弄される日々を描いた1冊。猫が怒る際の「嚇嚇嚇嚇嚇嚇嚇嚇嚇」という表現がよーく理解でき、町田夫妻が猫たちと言葉を交わす光景が目に浮かんでくるようです。気軽に保健所に持っていくのではなく、彼らのように心から動物たちを可愛がる人間が増えるのなら、殺処分も減るのではないかと思います。