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/状態: B(普通)

【売切】詩に踏まれた猫

※初版帯なし。表紙に若干スレとヤケ、小口に点々とシミありますが中は美本です。

漱石の「猫」ってなに種の猫なの?朔太郎の「猫」はどうして青いんだろう?日本文学の名作・詩に登場するネコを暗闇のなかからじっとみつめる詩人の眼光は鋭い。ネコ好き書斎派人間へ贈る読みごたえたっぷりの辛口猫論。
<収録された詩>・「青猫」 「猫」 「愛憐」 萩原朔太郎、「猫に代わって」 「猫と会う場所」 諏訪 優、「冬猫記」 「猫たち」 北村太郎、「猫とふたり」 平田好輝、「猫と桃」 飯島耕一、「私の犯罪百科辞典」 寺山修司、「月猫」 土肥あき子、「ネコ・ネコ・ネコ、そしてネコ」 岩瀬啓子、「猫」 堀口大學、「そこにねこのいる暮し」 直井和夫、「ネコの家人」 伊藤比呂美、「全身的」 宮下和子、「猫がぺちゃんこ」 長嶋南子、「猫の歌」 長谷川四郎、「液(カイロの猫)」 田村隆一、「猫的人生」 井坂洋子、「17歳」 木坂 涼、「時間の王様は猫」 中上哲夫
、「猫を被る」 関富士子、「真昼の決闘」 藤富保男

筆者
清水哲男
価格
ページ数
221 P
発行年度
1998年
発行元
出窓社
サイズ
単行本19 x 12.4 x 2.3 cm
店長の感想

詩や小説など文学の中に登場する猫たちを論じた1冊。「ネコとマゴの詩にロクなものはない」と辛口の著者だけあって、中身の濃いすばらしいアンソロジーだと思います。読書家の方にお勧めの本です。

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