【売切】猫はなぜ絞首台に登ったか
※初版帯つき。表紙と帯にややスレと汚れありますが、中身は綺麗です。
18世紀のヨーロッパで起こった猫の逆さ吊り事件。なぜ、猫が有罪になり、吊され、人々から笑われたのか。古代までさかのぼって見えてきた意外な思考の形。
大学の講義での話が下敷きとなっており、厳密にいえば猫の本ではなく社会学や文化人類学、神話に連なる話なのでしょうが、猫がヨーロッパでどう思われていたのかがよく分かる本だと思います。18世紀のホガースの版画家から当時の人々の思想を読み解く本でもあります。
- 筆者
- 東ゆみこ
- 価格
- ページ数
- 214 P
- 発行年度
- 2004年
- 発行元
- 光文社
- サイズ
- 新書 17 x 10.8 x 1.6 cm