【売切】ぼうぼうあたま
※2006年第4版。カバーは元からありません。新品定価販売のお品です。
父さん母さんの留守にマッチで遊んだパウリちゃん。スープ嫌いのカスパール。母さんとの約束破ったコンラちゃん。食事中にお行儀の悪いフィリップ。さあ、みんなどうなったでしょう…? ドイツで広く読み継がれている絵本。
- 筆者
- 著・絵/ハインリッヒ・ホフマン 訳/伊藤庸二
- 価格
- ページ数
- 32 P
- 発行年度
- 1936年
- 発行元
- 五倫文庫
- サイズ
- 25.8 x 18.4 x 1 cm
店長の感想
原題“Der Struwwelpeter”=「もじゃもじゃペーター」とも訳されている、1845年に医師だったホフマンが自分の息子のために作ったドイツ版のマザーグースともいうべき本です。昔からドイツ中の子供たちが親しんでいる本で、フランクフルトにはこの博物館もあり、日本語版も展示されています。内容は子供のための躾本で、これだけ怖い目に遭うのなら子供だって悪いことはできないだろう、と思わせるブラック感満載の絵本で、大変当店好みの本です。不気味でそれでいて愉快で印象的な挿絵もホフマンの手によるものです。厳密にいえば猫本とは言えませんが、猫が登場する(これまた怖い)お話が収録されているので仕入れました。鉄砲を構えるウサギなど、他の動物もとても可愛いです。