【売切】夏目家の福猫
※初版帯なし。表紙にわずかにスレありますが、全体的に美本です。
吾輩は猫である』のモデルになった仔猫は、漱石の妻鏡子との攻防の果てに、いかにして夏目家に住みついたのか。七人の子供を育て、座る暇もないほど忙しい生活をおくった鏡子と漱石の関係。“狂気の時”の恐ろしさと、家族しか知りえないおおらかな素顔。漱石没後の夏目家―。長女筆子から伝え聞いた夏目家のくらしと、文豪の孫としての日常をユーモアたっぷりに描く珠玉のエッセイ。
- 筆者
- 半藤末利子
- 価格
- ページ数
- 211 P
- 発行年度
- 2008年
- 発行元
- 新潮社
- サイズ
- 文庫本
店長の感想
漱石の孫娘のエッセイ。漱石に直接触れたことはないとはいえ、身内にしか知りえない興味深いエピソードが綴られています。