【売切】猫の文学館1 ─世界は今、猫のものになる
※初版帯つき、新品定価販売のお品です。
大佛次郎、寺田寅彦、太宰治、鴨居羊子、向田邦子、村上春樹…いつの時代も、日本の作家たちはみんな猫が大好きだった。そして、猫から大いにインスピレーションを得ていた。歌舞伎座に住みついた猫、風呂敷に包まれて川に流される猫、陽だまりの中で背中を丸めて眠りこんでいる猫、飼い主の足もとに顔をすりつける猫、昨日も今日もノラちゃんとデートに余念のない猫などなど、ページを開くとそこはさまざまな猫たちの大行進。猫のきまぐれにいつも振り回されている、猫好きにささげる47編!!
<目次>
1.のら猫・外猫・飼い猫 2.仔猫がふえる! 3.猫も夢を見る 4.猫には何軒の家がある? 5.そんなにねずみが食べたいか 6.パリの猫、アテネの猫 編者エッセイ/猫が宿る日本語
- 筆者
- 和田博文(編集)
- 価格
- ページ数
- 397 P
- 発行年度
- 2017年
- 発行元
- 筑摩書房
- サイズ
- 文庫本
店長の感想
近代以降、今まであちこちにあった猫エッセイや詩、短編を集めた猫だらけのアンソロジー。Ⅰ、Ⅱとこれらの2冊を読めば猫文学を網羅したと言っても過言ではないでしょう。表紙絵はヒグチユウコ「本を読むギュスターヴくん」