【売切】おもいででいっぱいになったら
※新品定価販売のお品です
「ある日、ぼくの家の木で、なにかがゆれていたんだ。ぼくは、すぐにかみさまだとおもった。」
猫のトムくん目線で、かみさまとのかけがえのない日々を綴った絵本。2008年にタリーズコーヒージャパンから出版された『神様のないた日』を描き下ろし、加筆修正したものです。
15歳のときに阪神・淡路大震災にあい、夜明けと共に、実家の楠にぶら下がって揺れているミノムシを見て、神様だと思った。数年後、猫のトムくんを保護する。本書は、猫と神様の姿を自分の気持ちと重ね合わせ、その後の10年をつづった実話です。
- 筆者
- はしもとみお
- 価格
- ページ数
- 32 P
- 発行年度
- 2022年
- 発行元
- KISSA BOOKS
- サイズ
- B5変型判
店長の感想
まずは、縦開きの大変珍しい本ということでびっくりしました。
移り変わる時、出会いと別れ、嬉しい時、楽しい時、淋しい時、悲しい時・・・。過ぎ去っていく時を抱きしめたくなる一冊です。
作家紹介
〈はしもとみお〉
三重県の古い民家にアトリエを構え、動物たちのそのままの姿を木彫りにする。材料はクスノキ。この世界に生きている、または生きていた動物たちをモデルにし、その子にもう一度出逢えるような彫刻を目指している。
全国各地の美術館で個展を開催中。
主な著書に『はじめての木彫りどうぶつ手習い帖』(雷鳥社)、『はしもとみおの木彫り教室 暮らしによりそうどうぶつたち』(KADOKAWA)、『はしもとみお 猫を彫る』(辰巳出版)などがある。